第二種再生医療等提供計画番号
PB3170022(脳血管障害治療)
PB3170023(脊髄損傷治療)
PB3170032(変形性膝関節症治療)
PB3200020(皮膚の加齢性変化治療)
細胞加工施設届出番号 FC3170010
当院では再生医療である幹細胞治療を行えるよう、厚生労働省に再生医療等提供計画書を提出し、受理されました。
■第二種再生医療等提供計画番号 PB3200051
当院の脊髄損傷治療は、脊髄損傷により麻痺が出現した患者様に対し、血管新生や神経再生効果による麻痺改善を目的として、患者様自身の脂肪(米粒2個分程度の皮下脂肪)から脂肪由来間葉系幹細胞(Adipose-derived mesenchymal stem cells:MSC)を分離・培養した後、静脈内に点滴投与する治療です。
幹細胞自身の分化能と、幹細胞が産生するサイトカインや成長因子が損傷した組織を修復し症状の改善を行うと考えられています。
また、一部の研究では幹細胞それ自体も組織の修復に関与する可能性が示唆されています。
この脊髄損傷治療で投与する細胞の数は、患者様の年齢や症状の度合いによって異なりますが、静脈投与1回あたり0.5億個~1億個としています。
投与後1、3、6ヵ月後に経過観察を行います。基本的には1回の治療で十分な改善効果が期待できますが、ご希望と医師の判断によっては2回目の治療をおこなうこともあります。
外傷性の脊髄損傷を有する患者様
間葉系幹細胞(mesenchymal stem cells:MSC)は、骨髄や脂肪組織などから容易に採取・分離できる未分化細胞であり、造血支持組織として骨髄間質を構成する細胞成分に分化するだけでなく、脂肪細胞・骨細胞・軟骨細胞・筋細胞・腱など、中胚葉系のさまざまな組織に分化する能力をもった細胞です。
幹細胞には、損傷部位を自動的に認識してその場所へ集結し、損傷組織の修復を促す特性があります。
本治療では、患者様本人の脂肪組織から採取、培養した幹細胞を静脈内に投与することで、血流にのって傷ついた部位に集まった脂肪由来間葉系幹細胞から分泌される栄養素の作用により血管新生作用、血流改善、神経再生・保護等などの機能回復が期待される他、幹細胞の抗炎症作用により、炎症を鎮静化し、痛みや不調の原因を緩和します。
・細胞採取手術に伴い、出血、創部の感染、傷跡やヒキツレなどが起こることがあります。
・幹細胞静脈投与による肺伷塞が発生する可能性があります。診断リスクが高いと判断された場合には、治療をお断りする場合があります。症状に合わせて各種検査を受けて頂くことがあります。
患者様が治療対象となるか、安全に治療を受けて頂けるか事前判断を行います。診療情報提供書(今までの治療経過を纏めた紹介状)、受傷部位のMRI、服薬情報など必要な資料を事前送付して下さい。治療可能と判断されましたら、初診カウンセリングのご予約に進みます。 紹介状などのご用意が難しい場合はご相談ください。資料が揃っていなくてもカウンセリングが実施できる場合もあります。
既往歴、服薬、リハビリ状況など詳細な治療状況をもとに専門医とのカウンセリングをおこないます。期待される効果や考えられるリスクなど丁寧に説明します。
感染症の検査を行います。結果が出るまでに1週間ほどかかります。お急ぎの場合には、初診日に検査を実施することも可能です。感染症が見つかった場合には、専門の培養コースが必要となります。
治療を開始するには、血液検査に加えて胸部レントゲン、心電図の検査データも必要となります。
血液検査項目はこちらです。
下腹部の目立たない部分より、径5mm程度(米粒2片分)の脂肪組織を採取します。採取後は当日にお帰り頂けます(当日の入浴は避けて下さい)。治療費は採取日に全額お支払い頂きます。
※遠方にお住まいの方は、当日の移動を避けて東京での後泊をお願いしております(当院には入院施設はありません)
院内の専用施設にて、脂肪から幹細胞を分離して培養を行います。培養期間は概ね3週間となります。
点滴により幹細胞を投与します。2時間程度の施術となります。投与された幹細胞は体内を巡り、損傷部位へ集まり脊椎神経の再生が期待できます。
※遠方にお住まいの方は、当日の移動を避けて東京での後泊をお願いします(当院には入院施設はありません)
投与後、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月後を目安に定期検診を行い、症状の改善状況と安全性を確認します。治療効果を比較検証するために、術後のMRI、CTデータをお持ち頂けるようにお願いしております。
本治療の安全性と有効性の確保の為、治療後1ヶ月、3ヶ月及び6ヶ月に、一般的な問診と、来院時までに患者様が何らかの病気になった(なっていた)かについて確認します。
また、患者様アンケートを行い、治療後に症状が改善しているか、日常の生活にどのような変化があったか、リハビリ状況を確認します。
複数の評価方法を用いて治療の有効性を検討し、場合によってはCTまたはMRI撮影を行い、術前術後の比較検討をします。
患者様は、次に掲げる基準を満たす方に限ります。
病原性微生物検査(HIV、HBV、HCV、HTLV-1、梅毒血清反応)が陽性の方は専用の隔離培養が必要となり、差額のご負担をお願いしております。
(税込価格)
カウンセリング カウンセリングは納得がいくまで何度でも可能ですが、その都度料⾦が発⽣致します。 |
初回 | 3,300円 |
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2回⽬以降 | 1,650円 | |
WEBカウンセリング | 5,500円 | |
術前⾎液検査 培養の可否判断に必要となります。遠隔地の⽅は地元で検査受けて頂き結果をお送り頂く事でも対応可能です。その場合には検査費⽤は発⽣致しません。 |
⾎液検査 | 10,560円 |
CT、MRI撮影 MRI、CTの画像を元に、症状を確認し施術の可否を判断致します。施術後にも経過確認のためにMRI、CT画像の提供をお願いしております。 |
ご⾃分がかかりつけの病院にて受診 | ⾃⼰負担 |
幹細胞治療 施術 ○幹細胞採取 ○幹細胞培養 ○3週間後以降の投与施術 通常では1回の幹細胞投与にて効果が期待できます。 |
1回 | 1,650,000円 |
術後定期診察 1ヶ⽉後、3ヶ⽉後、6ヶ⽉後を⽬安として計3回となります。 |
1回 | 1,650円 |
術前術後の比較テスト撮影と公開にご協力頂くことで、治療費を大幅に減免するモニター制度も御座います。モニター対象となった場合には、基本施術代を104.5万円(税込)で受けて頂けます。
外国人患者の方が当院での受信・相談を希望される場合には、円滑で安全な診療を行うため、原則として医療コーディネート会社を介して、手続きを行っていただくことになります。
治療料金はコーディネート会社の規定によりますので、直接コーディネート会社様へお問い合わせ下さい。
(税込価格)
採取⽇より10⽇以内のキャンセル | 330,000円のみご負担頂き、残⾦は返⾦致します |
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採取⽇より11⽇以降のキャンセル | 100%ご負担頂き、返⾦は致しかねます |
培養しても幹細胞の増殖が認められない場合 | 165,000円のみご負担頂き、残⾦は返⾦致します |
投与⽇決定後の⽇程変更に関して | 1回の変更に付き、110,000円の再培養費⽤が追加されます |
当院では、感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV、成人T細胞白血病)をお持ちの方にも再生医療を受けて頂けるように、専用の培養室、医薬品、器具、医療機器を用いた培養を開始致しました。投与前には、培養した幹細胞にたいする遺伝子検査も実施し、安全な再生医療の提供を目指しております。
専用の培養となるために、追加費用として165,000円の実費のご負担をお願いしております。複数の感染症に罹患されている場合には 、1疾患ごとに44,000円の追加遺伝子検査費用のご負担をお願い致します。
感染症の患者様の場合には、培養期間が通常よりも長くなる場合もあります。カウンセリングにてご確認下さい。
健康状態把握の為、本治療を受けてから1ヶ月、3ヶ月及び6ヶ月後の定期的な通院と診療にご協力をお願いします。定期的な通院が困難である場合は、電話連絡などにより経過観察をさせて頂きますので、お申し付け下さい。また、幹細胞治療を受けられたすべての患者様に術前術後の診療時に施術部位の撮影を行っております。併せてご協力をお願いします。
以下の罹患している疾患・および治療の為に服用されている薬の影響で、細胞の増殖が遅くなる場合や増殖しない場合があります。
(①バセドウ病②橋本病③抗がん剤④美容サプリメント⑤抗凝固剤を多用服用されている方⑥血液クレンジングをされている方)
BTRアーツ銀座クリニック
BTR Arts Ginza Clinic
〒105-0004 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館201
【開局時間】月・火・木・金 11:00~19:30 / 土 10:30〜19:00
【休診日】毎週日曜日 / 毎週水曜日
《 同一医療法人 大阪・大手前 》
マサキここちクリニック
〒540-0008 大阪市中央区大手前3丁目1番43号 ホテルプリムローズ大阪(3階)
【開局時間】平日 9:00-12:00、13:00-17:00
【休診日】土・日曜日、祝日