第二種再生医療等提供計画番号
PB3170022(脳血管障害治療)
PB3200051(脊髄損傷治療)
PB3170032(変形性膝関節症治療)
PB3200020(皮膚の加齢性変化治療)
PB3240063(糖尿病治療)
PB3240064(慢性疼痛治療)
PB3240264(毛髪再生治療)
細胞加工施設届出番号 FC3170010

人間の体には自己修復能力があり、傷んだり、古くなった細胞は修復や再生を行うことができます。しかし、一度大きく損傷したり老化が進行すると、細胞による自己修復機能が働かなくなることがあります。その欠損し古くなった細胞の自己修復力を上手く引き出し機能を回復させる再生医療を用いて本来備わっていた肌を維持・修復させる機能を取り戻すことが期待されるのが肌の再⽣医療なのです。
再生医療の重要な役割を果たすのが幹細胞です。幹細胞は自己複製能と様々な細胞に分化する能力(多分化能)を持つ特殊な細胞です。幹細胞は分裂し2つになります、ひとつは増殖をせずに自分自身を複製し幹細胞自身をつくります。もう一方は増殖をしながら多種類の細胞に分化しながら様々な細胞や臓器へ成長し変化することの出来る細胞なのです。通常の細胞自身では修復や再生ができなかった損傷した臓器へ幹細胞を投与する事で、これまでの治療法では考えられなかった改善が認められるなど、世界中で注⽬されている治療法が再⽣医療なのです。肌再⽣幹細胞治療では、⾃⾝の脂肪を腹部からごく少量採取し幹細胞を分離・培養(体外で増やす事)します。⾃分の幹細胞をお肌のしわ・たるみなど⽼化の気になる部分へ直接注⼊することで、対象部位の再⽣を促し肌質の改善を図ります。
また当院ではご自身の脂肪由来幹細胞を使用するので拒絶反応は無く安全性の高い治療が可能です。
美容整形などの手術や薬品の注入をする施術ではなく、老化に対して肌機能を回復することができる根本治療なので短期間で顔がかわったりするものではありません。肌の再⽣能⼒を取り戻すことで時間をかけて内側から肌質を改善していきます。獲得した再⽣能⼒は⻑く残りますので、⻑期的な改善が期待できます。
培養によって活性化した状態の幹細胞注入後はご自身の肌細胞として定着し、老化などによる健康や美容などの不調の改善が期待できます。しかし時間が経過すればまた以前と同様に紫外線や乾燥などの様々な要因で肌細胞は老化し、減少していきます。そのため定期的な診察を⾏い、肌状況を確認することをおすすめ致します。肌の⽼化が進んだ場合には、必要に応じて幹細胞の再投与をお勧めする場合もあります。
皮膚の標準治療としてはボトックスやヒアルロン酸投与があります。これらの治療は比較的浅いシワに効果的ですが、薬剤の効果が一定期間で切れてしまう難点があります。
幹細胞を用いた治療では、投与された幹細胞が肌に変化する直接的な効果に加えて、肌の再生能力も活性化させることで長期的な効果が期待出来ます。幹細胞が出す成長因子により肌質を改善し、深いしわの改善も期待できます。
加齢によるしわやたるみであれば、部位の制限もなく肌再生幹細胞治療が可能です。
特に上まぶた、目頭、涙ぶくろなど目の周囲は皮膚も薄く改善効果が出やすくなります。
| 注入出来る部位 |
|---|
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顔全体、首
額、眉間、目の周囲、目の間、唇の周囲、頬、首などのしわ 上まぶた、目の下、下あごなどのたるみ 眉の上、まぶた、目の下、目頭などのくぼみ 毛穴 ほうれい線、マリオネットライン ニキビ跡 手の甲 |

専門医がカウンセリングを行います。治療方法と期待される効果や想定されるリスクなど丁重に説明します。気になるシワ、お肌の状態を考えながら治療に必要な幹細胞数を決定します。

安全性確認のため術前血液検査を行います。結果判明まで3~4日かかります。
血液検査項目はこちらです。

ヘソの付近を7ミリ程切り米粒1~2個程の脂肪を採取します。手術は短時間で終了します。培養に必要な血液を採取します。

脂肪採取後すぐに院内専用施設にて幹細胞の培養を開始します。培養期間は概ね3週間となります。

ほうれい線や目尻のシワなど、お肌の気になる箇所に幹細胞を注入します。

投与後、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月後を目安に定期検診を行います。
安全性と有効性確認の為、治療1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後に術後診断を実施致します。患者様アンケートによる主観的な評価に加え、画像分析による客観的な計測も実施します。一度の治療でも効果を実感して頂けますが、更なる改善を望まれる場合は、2回目以降の治療相談も承ります。
本治療を受けることによる危険としては、脂肪の採取や細胞の投与に伴い、合併症や副作用が発生する場合があります。
臨床試験では感染、注射部位の痛みなどの軽微な副作用、健康被害が報告されていますが、いずれも治癒しており、処置が必要であったり、後遺症が残る可能性のあるような重大な副作用、健康被害は報告されていません。
幹細胞投与後に、疼痛・腫れ・熱感・発赤・発疹・掻痒感・皮下出血・色素沈着・凹凸などの症状が現れる場合がありますが、ほとんどの方で数時間~数日で消失します。
(税込価格)
| カウンセリング カウンセリングは納得がいくまで何度でも可能ですが、その都度料⾦が発⽣致します。 |
初回 | 3,300円 |
|---|---|---|
| 2回⽬以降 | 1,650円 | |
| 術前⾎液・尿検査 培養の可否判断に必要となります。遠隔地の⽅は地元で検査受けて頂き結果をお送り頂く事でも対応可能です。その場合には検査費⽤は発⽣致しません。 |
⾎液検査・尿検査 | 10,560円 |
| 幹細胞治療 施術 ○幹細胞採取 ○幹細胞培養 ○3週間後以降の投与施術 治療範囲によって投与数・価格が変わります。 |
約5000万個投与 | 825,000円 |
| 約1億個投与 | 1,650,000円 | |
| 術後定期診察 1ヶ⽉後、3ヶ⽉後、6ヶ⽉後を⽬安として計3回となります。 |
1回 | 1,650円 |
外国人患者の方が当院での受信・相談を希望される場合には、円滑で安全な診療を行うため、原則として医療コーディネート会社を介して、手続きを行っていただくことになります。
治療料金はコーディネート会社の規定によりますので、直接コーディネート会社様へお問い合わせ下さい。






(税込価格)
| 採取⽇より10⽇以内のキャンセル | 330,000円のみご負担頂き、残⾦は返⾦致します |
|---|---|
| 採取⽇より11⽇以降のキャンセル | 100%ご負担頂き、返⾦は致しかねます |
| 培養しても幹細胞の増殖が認められない場合 | 165,000円のみご負担頂き、残⾦は返⾦致します |
| 投与⽇決定後の⽇程変更に関して | 1回の変更に付き、110,000円の再培養費⽤が追加されます |
当院では、感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV、成人T細胞白血病)をお持ちの方にも再生医療を受けて頂けるように、専用の培養室、医薬品、器具、医療機器を用いた培養を開始致しました。投与前には、培養した幹細胞にたいする遺伝子検査も実施し、安全な再生医療の提供を目指しております。
専用の培養となるために、追加費用として165,000円の実費のご負担をお願いしております。複数の感染症に罹患されている場合には 、1疾患ごとに44,000円の追加遺伝子検査費用のご負担をお願い致します。
感染症の患者様の場合には、培養期間が通常よりも長くなる場合もあります。カウンセリングにてご確認下さい。
健康状態把握の為、本治療を受けてから1ヶ月、3ヶ月及び6ヶ月後の定期的な通院と診療にご協力をお願いします。定期的な通院が困難である場合は、電話連絡などにより経過観察をさせて頂きますので、お申し付け下さい。また、幹細胞治療を受けられたすべての患者様に術前術後の診療時に施術部位の撮影を行っております。併せてご協力をお願いします。
以下の罹患している疾患・および治療の為に服用されている薬の影響で、細胞の増殖が遅くなる場合や増殖しない場合があります。
(①バセドウ病②橋本病③抗がん剤④美容サプリメント⑤抗凝固剤を多用服用されている方⑥血液クレンジングをされている方)
BTRアーツ銀座クリニック
BTR Arts Ginza Clinic

〒105-0004 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館201
【開局時間】月・火・木・金 11:00~19:30 / 土 10:30〜19:00
【休診日】毎週日曜日 / 毎週水曜日