第二種再生医療等提供計画番号
PB3170022(脳血管障害治療)
PB3170023(脊髄損傷治療)
PB3170032(変形性膝関節症治療)

細胞加工施設届出番号 FC3170010

03-6228-5025

【営業時間】
平日 11:00-20:00 / 土・祝日 10:00-19:30
【休診日】
毎週日曜日 / 第1、第2火曜日

BTR Arts Ginza Clinic

BTR アーツ銀座クリニック

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自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた脳血管障害治療

当院では再生医療である幹細胞治療を行える認可を厚生労働省より受けました。

■第二種再生医療等提供計画番号 PB3170022
BTRアーツ銀座クリニック内クリーンルーム
厚生労働省届出番号
■細胞加工施設届出番号 FC3170010

再生医療等の意義

脳血管障害治療の概要

患者様自身の脂肪(米粒2個分程度の皮下脂肪)から脂肪組織由来間葉系幹細胞(Adipose-derived mesenchymal stem cells:MSC)を採取して必要な細胞数に培養した後、静脈内点滴投与する治療法です。
脳血管障害を持つ患者様に対し、血管新生や脳内神経再生効果によって運動障害や認知障害などの後遺症の症状の改善を目的とします。
幹細胞等の細胞と、それらの細胞が産生するサイトカインや成長因子が、損傷した脳内組織の修復や改善を行うと考えられています。
また、一部の研究では幹細胞それ自体も組織の修復に関与する可能性が示唆されています。
この治療で投与する細胞の数は、患者様の体格や症状の度合いによって異なりますが、静脈投与1回あたり0.5億個~1億個としています。
原則、治療後6ヵ月後の経過観察を行いますが、医師の判断によって6ヶ月を満たない期間において再投与することもあります。

当院で可能な治療可能な対象疾患等

脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)

幹細胞とは

間葉系幹細胞(mesenchymal stem cells:MSC)は、骨髄や脂肪組織などから容易に採取・分離できる未分化細胞であり、造血支持組織として骨髄間質を構成する細胞成分に分化するだけでなく、脂肪細胞・骨細胞・軟骨細胞・筋細胞・腱など、中胚葉系のさまざまな組織に分化する能力をもった細胞です。

過去の研究にて幹細胞治療効果が示唆されている疾患

血管の病気
心筋梗塞、脳梗塞、腎不全初期、痴呆初期、糖尿病などの下肢の虚血、その他血管が病気になってくる病気全般
神経の病気
小児麻痺、痴呆、脳梗塞、パーキンソン、その他
骨・軟骨の病気
リウマチ、変形性関節炎
その他の疾患
糖尿病、肝臓病、免疫疾患(難治性の膠原病)、ぜんそく等
予防的効果
疾病の予防、体全体の若返りなど

幹細胞の静脈内投与治療のメカニズム

幹細胞には、損傷部位を自動的に認識してその場所へ集結し、損傷組織の修復を促す特性があります(ホーミング作用)。
本治療では、患者様本人の脂肪組織から採取、培養した幹細胞を静脈内に投与することで、血流にのって傷ついた部位に集まった脂肪由来間葉系幹細胞から分泌される栄養素の作用により血管新生作用、脳血流改善、神経再生・保護等などの機能回復が期待される他、幹細胞の抗炎症作用により、炎症を鎮静化し、痛みや不調の原因を緩和します。

治療結果

急性脳梗塞ラットモデル

生理食塩水を静脈内投与または脂肪由来間葉系幹細胞を静脈投与。他グループと比較して細胞投与群においてのみ、梗塞巣サイズの有意な減少が認められました(図1)。

雄成体SDラットを用いて脳虚血に対するヒト脂肪由来間葉系幹細胞の効果を検証した研究です。
幹細胞投与によって血液脳関門(BBB)損傷、血管内皮ダメージ、神経細胞死の全てが抑制または減少していたことが確認され、運動機能も対照群と比較して顕著に改善することが報告されています。
以上の知見より、ヒトにおいても脂肪由来間葉系幹細胞の働きにより損傷した脳組織を修復することが期待されます。

急性脳梗塞ラットモデル

(図1)脂肪由来間葉系幹細胞投与における脳梗塞治療への前臨床研究(文献4より引用)

A:脳梗塞発症後、生理食塩水を静脈内投与(発症から21日後)
B:脳梗塞発症後、ラット脂肪由来間葉系幹細胞を静脈内投与(発症から21日後)

ヒトを対象とした臨床研究

Case 1

  • 62歳 男性
  • 診断:脳卒中、痙縮性拘縮を伴う左片麻痺
  • 既往歴:胃潰瘍、軽度の冠動脈狭窄、高血圧
  • MRI:右中内径動脈塞栓、右側前の梗塞
  • 発症43日後に間葉系幹細胞(1.6X108を注入)
  • NIHSS/mRS:5(4)/前、1(2)/後,14日、0(1)/90日
  • 病変部体積:21.67cm3/前、14.61cm3/7日
ヒトを対象とした臨床研究 Case1

Case 1: (A) MRA showed occlusion of the right middle cerebral artery (red arrow). (B) MRI 7 days before cell injection and (C) 7 days after cell injection are shown. Red arrow in B indicates the infarcted lesion. (D) NIHSS scores for 1 year. (E) Rate of change in NIHSS for each day plotted. For example, the rate of change in NIHSS score at Day X was calculated as (NIHSS score on previous examination—NIHSS score on Day X)/number of days between examinations, to give an estimate of the daily rate of change. (NIHSS 意識状況、視野、構音障害、四肢麻痺の状態を点数で評価したもので低いほど正常に近い。健常者は0点)

Case 2

  • 41歳 男性
  • 診断:脳卒中 (左中脳動脈梗塞)、右半身麻痺
  • 既往歴:尿路結石
  • MRI:左前、側、頭頂の白質と灰白質の塞栓
  • 発症66日後に間葉系幹細胞(1.5X108を注入)
  • NIHSS/mRS:15(3)/前、12(3)/後,14日、2(2)/90日
  • 病変部体積:55.50cm3/前、52.22cm3/7日
  • 副作用:腫瘍発生なし
ヒトを対象とした臨床研究 Case2

Case 2: (A) MRA showed occlusion of the left middle cerebral artery (red arrow). (B) MRI 6 days before cell injection and (C) 7 days after cell injection. Red arrows in B indicate the infarcted lesions. (D) NIHSS scores for 1 year and (E) rate of change in NIHSS.

Case 3

  • 61歳 男性
  • 診断:脳卒中(左内径動脈閉塞)
  • 既往歴:前立腺肥大、胆嚢結石、高脂血症
  • MR:白質、灰白質の左前、中、頭頂葉の梗塞
  • 発症56日後に間葉系幹細胞(1.2X108を注入)
  • NIHSS/mRS:20(5)/前、17(4)/後,14日、4(3)/1年
  • 病変部体積:181.92cm3/前、168.46cm3/7日
ヒトを対象とした臨床研究 Case3

Case 3: (A) MRA showed occlusion of the left internal carotid artery. (B) MRI 1 day before cell injection and (C) 7 days after cell injection. Red arrows in B indicate the infarcted lesion. (D) NIHSS scores for 1 year and (E) rate of change in NIHSS.

治療の流れ

  • カウンセリング

    1. 初診日

    検査および培養に用いるため、採血があります。

  • 幹細胞の採取

    2. 組織採取

    臍付近の目立たない部分より、径5mm程度(米粒2片分)の脂肪組織を採取します。(当日は入浴を避けてください)

  • 培養

    3. 培養

    3~4週間かけて幹細胞を培養します。

  • 幹細胞の投与

    4. 幹細胞の投与

    脂肪採取3~4週間後に幹細胞を静脈内に点滴で投与します。(1〜2時間程度)

治療後のフォローアップについて

本治療の安全性と有効性の確保の為、治療後1ヶ月、3ヶ月及び6ヶ月に、一般的な問診と、来院時までに患者様が何らかの病気になった(なっていた)かについて確認します。
また、患者様アンケートを行い、治療後に症状が改善しているか、日常の生活にどのような変化があったかを確認します。
さらに、複数の評価方法を用いて治療の有効性を検討し、場合によってはCTまたはMRI撮影を行い、術前術後の比較検討を致します。

期待される効果

脳血管障害(脳卒中とも呼ばれます)は、脳内出血やクモ膜下出血などの脳の血管が破れる脳出血(出血性脳血管障害)や、脳血栓および脳塞栓などの脳の血管が詰まる脳梗塞(虚血性脳血管障害)などの、脳血管が損傷を受けることによって生じる疾患の総称です。
本再生医療にて使用する間葉系幹細胞は、骨、軟骨、筋肉、腱、脂肪、神経など、多様な細胞に分化できる能力を持つことから、傷ついた組織の修復や機能回復、血管新生(脳血流改善)作用を誘発させ、中枢神経障害における日常生活動作障害、機能障害の改善が期待されます。

患者様の適格性確認

患者様は、次に掲げる基準を満たす方に限ります。

  • 脳血管障害を有している方
  • インフォームド・コンセントを受けている方
  • この治療について十分な理解が得られている方
  • 臨床検査(血液検査)の結果、総合的に判断して重篤な機能不全の所見が見られない方
  • 感染症を有していない方
  • 薬物過敏症の既住歴のない方
  • 20歳以上90歳以下の方

病原性微生物検査(HIV、HBV、HCV、HTLV-1、梅毒血清反応)が陽性の方は現時点で当院では治療できません。

治療にかかる費用について

カウンセリング
カウンセリングは納得がいくまで何度でも可能ですが、その都度料⾦が発⽣致します。
初回 3,000円
2回⽬以降 1,500円
術前⾎液・尿検査
培養の可否判断に必要となります。遠隔地の⽅は地元で検査受けて頂き結果をお送り頂く事でも対応可能です。その場合には検査費⽤は発⽣致しません。
⾎液検査・尿検査 9,600円
CT、MRI撮影
MRI、CTの画像を元に、症状を確認し施術の可否を判断致します。施術後にも経過確認のためにMRI、CT画像の提供をお願いしております。
ご⾃分がかかりつけの病院にて受診 ⾃⼰負担
幹細胞治療 施術
○幹細胞採取
○幹細胞培養
○3週間後以降の投与施術
通常では1回の幹細胞投与にて効果が期待できます。
1回 1,500,000円
幹細胞治療 追加施術
○幹細胞採取(必要な場合)
○追加幹細胞培養
○3週間後以降の投与施術
疾患の状態により2回⽬以降の施術を希望される⽅は、1回100万円にて施術可能となります。初回採取細胞の再培養で対応可能な場合は追加採取は必要ありません。
1回 1,000,000円
術後定期診察
1ヶ⽉後、3ヶ⽉後、6ヶ⽉後を⽬安として計3回となります。
1回 1,500円
  • 表⽰価格は全て税別となっております
  • 費用に関してご不明な点は、当院までお気軽にお問い合せくださいませ。
  • 再生医療のお支払いには、各種クレジットカードの利用や医療ローンをお選び頂く事も可能です。
    利用可能なクレジットカードは、Visa、Master、JCB、Amex、Dinersとなっております。
    医療ローンに関しては、ローン会社による審査が必要ですので、必ずしもご希望に添えない場合があります。
  • visa
  • master
  • jcb
  • amex
  • diners

キャンセルや変更について

採取⽇より10⽇以内のキャンセル 300,000円のみご負担頂き、残⾦は返⾦致します
採取⽇より11⽇以降のキャンセル 100%ご負担頂き、返⾦は致しかねます
培養しても幹細胞の増殖が認められない場合 150,000円のみご負担頂き、残⾦は返⾦致します
投与⽇決定後の⽇程変更に関して 1回の変更に付き、100,000円の再培養費⽤が追加されます

その他特記事項

健康状態把握の為、本治療を受けてから1ヶ月、3ヶ月及び6ヶ月後の定期的な通院と診療にご協力をお願いします。定期的な通院が困難である場合は、電話連絡などにより経過観察をさせて頂きますので、お申し付け下さい。また、幹細胞治療を受けられたすべての患者様に術前術後の診療時に施術部位の撮影を行っております。併せてご協力をお願いします。

以下の罹患している疾患・および治療の為に服用されている薬の影響で、細胞の増殖が遅くなる場合や増殖しない場合があります。
(①バセドウ病②橋本病③抗がん剤④美容サプリメント⑤抗凝固剤を多用服用されている方⑥血液クレンジングをされている方)

〒105-0004 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館201

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